6月27日金曜日
この世をば
わが世とぞ おもふ
望月の かけたることも なしと思えば
たしか藤原道長がその昔、己の権力の在り様を月の満ち欠けに例えて詠ったものだったかと
うらやましいです、その強きな姿勢。
ふと 船待ちながら思い出しました
そこで一句
貨物船
どうして来ないの
アクタウに
君がこなくちゃ
ぼくションボリ
見事なくらい弱気、道長との関連性は皆無ですね
駄作だけど 今の僕の心境をシンプルに物語ったものに仕上がったと自負させてください
これまで駆け抜け、騒ぎ倒し、笑い転げた日々とは打って変わって、静かな毎日が続いていて、
これまでの旅を、そしてこれからを考えるよい時間となり、内面世界にどっぷり浸かってます
物価は高く、毎日朝昼兼用の飯はバナナとヨーグルト、夜はビールとパンと缶詰といった質素な食事。
わびしい食事は心もわびしくさせる、という考えが自論ですが今は、それでも
「船に乗れるかもしれない」という希望が持てているだけで耐えられます
心は静かに波打ち高鳴っているわけですよ
アクタウにこなければその可能性すら見つけることが出来なかったのだから。
今週日曜日を最終日とし、もし船が来なかったら羽ばたかせていただきます
それでもいいですよね?陸路じゃないけど。。。 許してください
それではまたまたー
アタカマ砂漠マラソンにチームで出てみて。
5 年前