2009年3月27日金曜日

Daily Photos ~日本帰国、Tokyo~







帰国から1週間がたった。

すぐに更新できなくてごめんなさい。


僕、日本に帰ってきました。



頭の中で。


昨日の続きはまだロンドンで、

明日の始まりもロンドンだったり。

隣のドアをあければ、

見えるはずの笑顔は今はもう別の人。


それでも僕は帰って来た。

物理的に、僕の肉体は今、此処に在る。



平行世界の時空の狭間に落とされていた僕は


そんな当たり前の変化を、ようやく実感できてきた。


心の時差ぼけとでもいうのかな。

僕の魂は一週間遅れで日本にやっと帰って来たみたい。







日本について真っ先に向かった先は、渋谷。

誰と再会して、何食って、とかそういう用意は全くしてこなかった僕だけど、

旅の終わらせ方は、気づいたら固まってた。



ブログのトップにある渋谷の写真は僕の旅の第一号。

始まりの象徴であるその風景を

もう一度、

一年ぶりにゆっくり身を置き

写真を撮りたかった、同じ場所で。



スタバからスクランブル交差点を見下ろす。

一人一人の動きを俯瞰してみると

だんだんとそれが、ひとつの細胞の集合体のように見えてくる。

一人でいる人が原子、複数でいる人が分子だと喩えるなら

それはまるで一つの生命体のようで






なにもかもが「過密」の変わらないこの空間は

懐かしさを感じるものの、何処か以前とは違う居心地を感じた。


スコールのような垂れ流しの広告

巣穴から姿を現すアリのように駅から溢れ出す人。


僕は完全に傍観者にさせられた


こんな感覚も数日たてば、だんだんと消え失せて、

新しい環境に適応してしまう、淡いものだと分かっていたから

戸惑いもせず、素直に。

最後の旅人としての時間を楽しんだ。





最後の出会い。

東京は忙しい街だな、

といいながらも

楽しそうに写真ばしばし撮ってたオッサン。



グッドラックで別れたあと

小一時間ばかりそこにとどまり、写真を撮った。















この雑多なかんじが、他にはない東京の魅力なんだろうな、

そんな事考えて、最後に自分の写真を撮ってもらった。


日本人は目の前にたくさんいるから、一人に一言


「すみません、写真とってもらってもいいですか?」

と、簡単に。

でも

その一言がどうにも言えずに

数分。


結局


隣にいた、韓国人に撮ってもらった。




僕の340日の旅はひとまず、此処で一つの節目を迎える。



まずは、懐かしい友人、旅友と再会を果たして行きながら、

職を探さねば笑


陸路の迷い方は



趣旨や更新頻度は変わるやもしれませんが
今後も続けて行こうと思っています。



始まりと終わりのこの場所で、僕は密かに次の旅の幕を上げた。


一年間、ありがとうございました!

これからもよろしくお願いいたします。

ただいま日本。

2009年3月20日金曜日

カウントダウン 0

旅たちから339日がたった。快晴、朝6時起床。


次の目的地は、16カ国目、日本。


とうとう、帰国です。

前回ブログのタイトルに数字をつけたのは、

毎日更新してカウントダウンをしていくつもりだったからであって。

それが、今日、いきなり、ゼロになってしまった。笑


昨日も、たくさんの人が、僕が発つ前にさよならを言うために
ランチやら、お茶、お茶、お酒、などなど、誘って頂き、
家に帰ったもの、12時を廻ってからだった。

計画通りに全然、ならんかった。

でもそれは、人に恵まれた、充実した時間を過ごした証。

今、ようやく出来たこの一人の時間も持ち時間30分で

ロクなこと書けてないけど。。


旅の終わりを何度もイメージしてみたことがあったけど
そこには、いつも、無機的な荒涼とした空間だったり、
緑、豊かな大地に
一人たたずみ、ブランデーを飲んでる、僕一人の孤独な後ろ姿があった。


ところが、どうだ。

最終日、

大都市ロンドン、口に入れたのは、高級インド料理。ギネス。

囲まれたものは自然ではなく、仲間たち。

一人の時間なんて、なかった。

今も、フラットメイトのトモ、アキ、ユウジが僕のために最後の朝ご飯を作ってくれている。

ちなみに、献立は、ステーキとハンバーグ。

朝からこんなにヘビーで、贅沢でいいんだろうか。


こんな結末、僕のシナリオにはなかった。


でも

最後の国がロンドンで、ホントに良かった。

こんな、たくさんの出会いに恵まれて、
「これから」を共有できる、仲間がたくさん出来た。

トモ、ユウジ君、アキ君、エリー、ミツキちゃん、アンドリュー、マクシーン、サラ、サンディ、ジェーン、リズ、アンバー、リッキー、ハルナ、Mr.リー、ジンヒィー、ロブ、リッチー、デイナ、ヴェニータ、ジェニー、マリィー、メリッチェル、ブーン、ケリー、ナオキ、あや、アンナ、ケビン、イリナ、メアリー、ハナ、リノ、土井君、トモノリ、チューヤン、もっともっとあげたらきりがないくらいの、ロンドンの仲間たち。

僕の宝物。

たもと、まさ、山中、ダイゴロー、ウッチャン、JET、一ペー、みやまん、さっちゃん、朝子、夏子、etc(ゴメン、みんな!)

旅で出会った、現地の人、他の国の旅人たち、
トモ、HDK、なおちゃん、やすお、せいや、りょうさん、しんさん、あゆ、あきらくん、セリア、いずみさん、ヒロさん、前田さん、なおきさん、真さん、
(etcで笑)



兄貴の名前は友也。
僕の名前は達也。

ありきたりな名前だけど、僕は大好きで、

「友達」がたくさん出来る子に育ってほしい、
という、両親が込めてくれた願いの通り、

僕はたくさんの人に恵まれ、

友達がロンドンに、世界に出来た。




僕は本当に、幸せです。



−−−−−−−−−−
て書いてたら


あ、もう、じかんないや!笑



感傷にすら、ひたれない!

ヒャー!



他の旅人、皆、帰国のときは、しっかり書き綴ってて、
感動させてもらったのに、

何だ、俺のこの終わり方!

みんなごめんなさい、

とりあえず、今から帰ります、報告!

続きは、帰国後、ゆっくりさせてもらいます。



自分のわくわくだけで、無計画に移動してきた僕の旅


地球、半周で終わっちゃった。


もう、半周は、もう少し時間が経ってから始めようと思ってます。


日本の家族や、友人、見守ってくださったたくさんの方、

旅とも、ロンドンで出会ったたくさんの仲間。

みんな、みんな、ホントに最上級のありがとうございました、と言わせてください。



御あ御り御が御と御う御 御ご御ざ御い御ま御し御た!!!



これからも、みなさん、末永くよろしくお願いいたします。

そいじゃ、また!(トモ、アキ、ユウジ、いただきまーーーーす!!!)

2009年3月10日火曜日

カウントダウン 12



月曜日。
9時起床。
ゆっくりとストレッチをしてから
コーヒーをいれて、一服。

フラットメイトのアキと昼ご飯を作る。
オリーブとバターと野菜を炒め牛乳を入れた簡単なパスタを大盛りで食べる。
誰に見られるわけでもないし、フォークの使い方は外で出来れば良いと思っているから
効率性と豪快に食べれる心地よさを求めて、いつも箸を使ってすすっている。

行儀の悪い習慣がついてしまった。

シャワーを浴びたあと、テーブルに向かい短短期的な予定表を簡単に作る。
帰国までの日にちを有効に使うためだ。
購入しなければいけないもの、
送らなければいけないもの、
受け取らなければいけないもの
会わなければいけない人
返信、手紙を書かなければいけないもの。

「いけない」と書いたのは、あくまでもwantであって義務ではない。
平日と、祝日、日中と夜のどの時間帯にどれを行うかを大ざっぱに振り分け、

次に、自分のための時間を割り当てた。
継続して行うもろもろの行為を再確認するように、そこに書き込み
計画表を最後に作るというタスクを決めたら、終了。

いつもなら学校に行ってる時間だ。

外は風が強く寒そうだが、雲間
から見える青の濃さがボクをウズウズさせたので

沈めるために服に着替える。

ロンドンで生活するために購入した、
ブラックの細いデニムとマーチンは
今日は必要ないとおもったから、
この旅をともにした、

リーバイスのインディゴデニムと、Merrellのシューズ、パタゴニアのジャンパー姿。

引っ越し以来クローゼットの中に眠りっぱなしだったジーンズを目にしたら
イメージの中での其れ以上に、色あせていて、でも決して汚いわけではなく、
むしろうっとりさせられた。

ゴアテックス使用のウォータープルーフのシューズは、
最近では雨をはじかなくなっているような気がするけど、
気のせいかな。

きっと隙間から雨が侵入しているせいだ、
と靴を擁護し、はき続けてきた。


ボクは基本的にジーンズは破れてからしか買わないし、
Tシャツやパンツなども、伸びてからしか新しいものを買おうとしないし
出発前は自分の靴がぼろぼろで履けなくて、
兄貴の靴をくすねた人だけど、
それは
愛着なのか、だらしないのかは、よくわからない。
両方なのかな。
もちろんそれなりの服も持ってるけど
全体的にモノを多く持っていない。
はっきりしているのは、
購買の意欲は、
そういう状況になったときにしか基本的にわかないということ。

話それちゃった。
言いたかったことは、それを目にしたときの懐かしい感じが妙に心地よく、
それを考えていたときに連想したのが、
帰国後の家族や友人たちとの
再会につながる感覚なんじゃないかなと言うこと。

ようは、ウキウキしたんですね。

カメラ持って、自転車またがって
まだ行ったことの無いところを見てみようと走り出す。
別に急いでるわけじゃないから、
通行人や、車の迷惑にならないように
タラタラ、ゆっくりと、
止まっては写真とって、
よくわかんない花や木を見て、
子供と戯れて、
気づいたら、テムズ川に行き当たる。
川上に移動していたようで、
ロンドンブリッジや、観光客が居る方とは違う、

静かな川辺。
西の方に目を向けると、
その賑やかなロンドンの存在を感じさせる風景が
蜃気楼のように漂う。

詩的な感じで表現したのではなく、
最近、「眼鏡」

を無くしたのが主な理由です。

2時間くらいサイクリングを楽しんだ後、帰宅。

急な予定が入り仕度。

「なるべく綺麗な格好してきて」

とだけ
言われたから、ボクなりにベストを尽くして
待ち合わせ。

連れて行ってもらったのは、

South Kensington 駅
から程なく行ったところにある

「Serpentine Gallery」

Rebecca Warren

という彫刻家の
プライベート ビューだった。

そういうことか、
どうりで周りの人たちは
なんかみんなポッシュな雰囲気、
いわゆるセレブオーラが漂っているのね。

良かったーああーよかったー

そのままパタゴニア着てこなくて。
ジャケットに毛皮のマフラー、どっかのブランドのニット帽、
ほぼすべてをフラットメイトから借りてオシャレしてきて良かったー。笑

この彫刻家、2006年にターナープライズにノミネートされた、
現代美術界でも有名な方らしかったです。

ああ、うん、なるほどねー。
粘土が不可思議な姿に変えられた
それらの作品をあごひげ触りながら
意味ありげに眺めて堪能。

芸術は、コトバ、色、形、音を手段とした、変革への挑戦。
専門知識に乏しいボクだけど
今の現代芸術のトレンドの先端を
無い頭で感じて
全部見させてもらい、勉強させて頂きました。

後半は、作品より
そこに居る人たちに目がいってしまいこっそり
人間観察。
半数の人たち、
全然作品みてなくて、
セレブなかんじで、上品そうに会話してる。
ボクは見た限り唯一の日本人男性だったから、
意味ないけど
新進気鋭の若手アーティスト演じて、
背筋をただす。

いや、もちろん、だれも見てないけど、
ほら、楽しそうだったから。

こういう場も久しぶりだったので
満喫させてもらいましたが、
疲れる。


 

帰りに、ピカデリーの中華街で初めて中華を食べた。

ボクは中国に居たときもそうだけど
基本的に初めての店では、
「麻婆豆腐」を頼むようにしている。

うまいかどうか、自分の舌が覚えているから
比較になる。

他にも野菜炒めや春巻き、久しぶりに、青島(チンタオ)ビール飲んだけど

どれもこれも
ホント、


おいしくなかった。



こんなのに一人15ポンドも払うくらいなら、
自分の好みで作る麻婆のがウマいわ!

と、
愚痴をこぼしつつも楽しい食事にはなったので、良しとします。

一つ気がかりだったのは、会計のとき、
同行したイギリス人の友人が当然の様にチップを置いたこと。

普段、外食する際や
pubで酒を頼んだ時、チップは払うけど、

それは、イギリスのルールで、
この中華街の、一つの小さな大衆中華料理にも適応されるのか?
と。
周りに居る、中国人客たちは、
少なくとも先に帰った、人たちは払っていない様子。

外国人は、払うもんなんですかね?
ちゃんとしたレストランだったら、ビルに詳細が書かれていて、
サービス料が、含まれていたり、
いなくとも、
普通においていけるけど、

この微妙なお店は果たして。。

少し悩んだあげく、


原点回帰して、

チップとは、
客に対してのサービスの対価

だと割り切り、
満足しなかったボクは、


結局払わなかった。

間違いとわかったら、次回からは、払います。

帰り際に、スタッフがドアに一番近いところで賄い食べてて、

ご飯こぼしながらボクに、
笑顔でサンキューて言ってくれた。


あ、やっぱり、払わなくてよかったな、

て自分を納得させて、
帰宅。

12日目終了。

2009年3月9日月曜日

カウントダウン

久しぶりです。

ロンドンは相変わらず寒い。

でも

少し前までなら4時を回ったら薄暗くなる空も
今日は5時を過ぎても青空。

少しずつ、春の予感を感じてます。










6日、金曜日。


2ヶ月通った英語学校でのカリキュラムを終了した。


英語は簡単!









と、書店では購買を促すために

いろいろなうたい文句を目にするけど






んなわけあるかーい。




やればやるほど

奥深さを感じ、

自分のレベルの低さに

しょんぼりしちゃったときもあったけど、


手応えは感じられた2ヶ月。


やらなかったら、見えてこなかった

現地点での、ボクの力。


決して長くはない期間を


環境を生かした学習は出来た。


それらを、とぎらせること無くどう繋げていくのか。


今は

焦らず、素直にボクを受け入れよう。


カウントダウン


年明けのときに一年を数え上げてく一日と


旅の残りの期間を数え上げていく一日の


双方向から始めた数え上げが


今は片方でしか捉えていない。





残り12日。


ボクは20日にロンドンを発つ。


それまでの十数日。


最近では埋もれてしまっていた、自分の時間。

とことん、使おうと思う。




最後の贅沢。



旅人としての時間。


なにに縛られること無く


自由な時間が持てることは

歳を重ねるにつれて難しくなるから。


5年後のボクが

今のボクに違和感を感じないよう。


重ね合わせるように、


紡いでいきたい。



とはいっても、こんな大都会だと


情緒などでることもなく


端から見たら

ただの

ニートか。

それでも

いいじゃない。




無力と無知


旅を通して、痛感した自分の器。


人間なんてちっぽけで。


ボク一人の存在なんて、もっと、ちっぽけだ。


ボクがいても、いなくても、


世界はまわるし


朝は来る。


ボクがどうあがいたところで


世界の貧困はなくならないし

争いは絶えることは無く、

血は流れ


良い服きて


酒飲んで


セックスをして寝る人がいる。


世界は広くて


生は多様。

そんな当たり前のことが

実感できたのもこの旅のおかげ。


帰国後


旅を終えた旅人が

日本に帰ると、息苦しさを感じ、

自分が見つけたと思っていた

原石にまたほこりがかかってしまう、

そんな旅人の現代病みたいな話はよく耳にするけど、

そもそもボクの中での旅はもう終わっているから

ボクが絶望したり

無気力に止まることは、ないだろう。

ボクが旅を通して学んだこと、


失敗したこと


出会い

すべてのものに、意味があり

リンクしている。


形にする力を、ひとつずつ身につけていくだけ。


こんなブログでも、楽しみにしてくれている

人たちがいるので、

久しぶりの更新だし、

楽しく報告したかったけど




コトバにボクの心情を反映させるためにも


繕わない。

静かな日曜の夜。


今日は、久しぶりにフラットメイトみんなが揃ったから

散歩に出かけて

大掃除して、

最後はみんなでカレー作った。


明日から始まる1週間を気持ちよく過ごせそう。

おやすみなさい。

2009年2月20日金曜日

グダグダ日記

19日、少し遅めに起床をし朝兼昼飯を食べる。

静かなるマイブーム、温野菜とアンチョビパスタ。

ゆっくり味わっていたら時間がなくなりリュック片手に急ぎ足で飛び出した。

曇り空から太陽が鈍く鉛色に滲む、その日差しは

僕の中での「ロンドン」をイメージさせる。そんな一日がゆっくりと始まった。



バスの中で

いつもと同じ時間にいつもの25番バスに乗り込んだ。

見慣れた顔もちらほらいるが、僕はまだまだ新参者。

席についたとたん変な臭いがするとおもったら

隣のカップルが、フライドチキンとマヨネーズたっぷりかかったポテトを

貪り食ってた。

口の中でチキンとマヨネーズが気持ち悪く混ざり合ったその口で

スペイン語をまくしたてるように会話してるそのボックス席に我慢できず、席を替え、胸クソ悪い空気を換えるため、窓を開けた。
新鮮なひんやりした空気が車内を浄化し始めたころ、

なんとなく、イギリス人が個人主義だといわれる所以を考えていた。

何ヶ月か前にイギリス人に言われた言葉が耳の奥の方でよみがえる。

「達也のいうイギリス人て、なんなの。」

この言葉を発したのは、血統でみても完全な「イギリス人」の血を引いた友人で、

その問に込められた真意を汲み取れば

英語が喋れて、イギリス国籍がある。

それをイギリス人と呼ぶならば、彼らはどうも(?)に感じるということだろう。

具体的にいえば、インド系イギリス人であったり、ほかの有色人種が多数いる中で

純潔のイギリス人が多いのはゆるぎないが、彼らもまたイギリス人であり、

そこで、イギリス人とは~。とかイギリス人だから~という方程式は

日本のようなほぼ単一国家と比べると難しい、むしろその発想すらないのかもしれない。

法で認められた「イギリス人」であろうと、そこには多様な色があり、価値観がある。

そこでの共通理解を図れるのは「法」だけであり、「心」が通わせることは中々難しいのだろう。

経済の効率性を高めるための一つの選択肢である、多民族国家の課題は上で見れば管理システム、底はこのコミュニケーションが課題となる。

話は戻るけど、

日本だと電車の中で携帯で話してるとサラリーマンと若者が殴り合いの大喧嘩になるようなことでも

こっちだと、どれも日常茶飯事だ。もちろん日本と同じでトラブルになることもあるんだろうが

この光景の母数のケタが圧倒的に違う。もちろんロンドンの方が多い。

大きな声でコーラを飲みながらにぎやかに喋る黒人の少年たちは

飲み終えた空き缶を平気で車内に投げ捨て、

忙しそうにインドなまりの英語を流暢に話すビジネスマンもいる。

ファーストフード食ってるやつもいるわけで、

床には新聞紙が散らばる。

不快におもう人もいるんだろうけど、怒ったり、注意するような人は少なくとも僕はまだ見ていない。

日本人のオッサンが、若者注意するのは

日本独特の道徳に基づくものも少なからずもあるのだろうけど

結局はそこには、よくも悪くも「仲間意識」が働いている。

もし仮に、山手線の一車両に対し、乗車する外国人の数が10倍に増えてみたらと考えてみれば

簡単で、車内はもっと騒がしくなるし、汚くなるし、オッサンは言葉を飲み込み、中刷りを眺めるだろう

それがいいとか悪いとか、そんなんが言いたいんじゃなくて。

電車のドアが開いたとたん、

よーいドンで喋っちゃいけないゲームが始まる東京の死んだ車内と、

よーいドンなどそもそもなく、

どこでもガヤガヤしちゃう彼ら、

どちらも両極端で、良し悪しがあるし、居心地のよさは人により違う。


イギリス人が何故個人主義といわれるのかを、言葉だけ認識してた僕はここにきて

なんとなく見えてきた気がした。



学校で

フランス人は、授業に関係なくとも、自分の知識を見せたがる。

スペイン人は、自分の主張を見せたがる。

トルコ人は、悪ふざけをしたり、茶化したり、トルコ人同士で盛り上がる。

イギリス人の先生は、アメリカ人の話す英語を小ばかにする。

タイ人と韓国人は比較的静かに授業を受ける。

日本人は、熱心に電子辞書を引く。

僕はその日の気分で変わるから無国籍。

「学ぶ」という姿勢が共有できるのは、アジア圏。


ズル休み

どうにもこうにも気が乗らなくて、昨日初めてズル休みした。

次の日学校にいったら、みんなに聞かれた

「達也、昨日はどうして休んだの?」

「達也、昨日はいなくて寂しかったよ」

先生すらも

「達也がいないじゃないのエブリワン、なにか知ってる?」

て聞いてたらしい。

みんなだってしょっちゅうしてるズル休みだよ、とは言えずに

神妙な面持ちで

「体の具合がね・・・」ととっさに嘘ついた。

たった一回休んだだけで、こんなに質問攻めにされるなんて。

自分のために、英語を学んでいる僕だけど

ルーティーンしたこの生活に、楽しく向き合えない時もたまにある。

でもそれはそこに通う人の多くが抱える生活のリアルであって、僕だけじゃない。

その中で、僕に会うのを楽しみにしてくれる友達がいる、というのはモチベーションを維持させる

小さな喜び。


泥の香り

ロンドンに来て3ヶ月がたつけど、

ふと思い出す旅の光景にいつも其処に在るのは、空と地平線しか存在しない荒野だったり

活気あふれる列車の風景だったりする。

懐かしくおもうのは、多分、今の僕がもてていないものに

恋しさを覚えているからだろう。

最後に土を触ったのは、目にしたのはいつだろう。

果てしなく続くかと思わせるアスファルトの上を走る真っ赤なバスの中で

心の中の郷愁に意識をトリップさせる。


ライフスタイルの変化

僕だけじゃなく、人間の。

家に帰ると、みんなパソコン触ってる。

ご飯食べたらまた続きを見始める。

テレビはなくても、こんな世の中ネットでいくらでも見つけ出せるから。

パソコンだけで、なんでも出来ちゃうこの便利。

人間が失いつつあるものはなんだろう、と漠然と

横一列に座ってパソコン触ってるみんな眺めて考えてた。

間違いなく言えるのは、想像力の欠如。

クリック一つで正しいとはいえないが一つの答えにたどり着けるインターネットは

思考能力を欠如させる。それは携帯の普及で漢字が書けなくなってきているのと同じで

便利の犠牲になるだろう。

雑誌でいう、紙をめくる質感が好きだとか、ペンを持つ感覚が好きだとか

そういうアナログな部分は文化遺産を守るのと同じで、大事にしたい。


100年前の人間がこの光景を見たら、どう思うのだろう。

たくさんの人間がただ1点を見つめて定位置に座り続け、独り言をいったり、

にやにやしたりして数時間過ごしているのを目にしたら。

そもそも、100年前の人たちは自由な時間をどう使っていたのだろう。

そもそも、僕たちはパソコンがなかった時代の夜を、どう過ごしていただろう。

携帯がなかった時は?

地元の駅もそう、東京の大都市もそう、其処に昔なにがあったか、を

思い出すことが出来なくなるくらい、目まぐるしく生まれ変わる。

都市開発は、地下と空の両方に焦点を合わせ、

シンガポール、台湾との競争に負けないために、

ますますこれからの日本は変わる。

局所集中の東京は、さらに激変するだろう。

その流れは、もう止まらない。

街が変わる、便利が変わる、僕たちはどう、変わる?



かくいう僕も今日はメモとることもなく直接パソコンにカタカタしてる。

明日は、華の金曜日。うしゃ!!

2009年2月18日水曜日

SAKE Problem

ロンドンでは夕方になると、町中で無料の新聞を配ってくれる。


まだまだな英語力を鍛えられるし
暇つぶしにもなるので
帰りのバスの中で、読むのが習慣。


今日のビックリした記事について、
勉強を兼ねてブログに載っけときます。


今日僕がビックリしたのは、
コレ。


中川財務大臣の一連の報道。



●BAD MEDICINE FOR MINISTER

Shoichi Nakagawa, the Japanese

finance minister, resigned today after

he appeared to be drunk at a G7 news

conference in Rome.The 55-year-old

slurred his words and looked to have

fallen asleep. He claimed he had drunk

just a sip of wine and said medicine for

a cold had affected his behaviour


(意訳)

日本の中川昭一財務相が今日辞任した、

ローマで開かれたG7の記者会見の際酔っ払って現れたのち。

55歳の中川氏はろれつが回らず、途中寝入ったようにも見えた。

中川氏は、ワインをちびちび飲んだだけで、風邪薬が彼の振るまいに

影響を及ぼしたと主張した。




−−−−−


どんだけ風邪くすり飲んだんですかね。

大事な記者会見を前日に控えて
一生懸命治そうと、がんばっちゃったのかな。

たくさん飲んじゃったのかな。



と茶化すのはやめといて、

やれ麻生内閣の支持率が最低だ
とか、失言だとか、
日本から流れてくる政治は政治じゃなくて

もうどれもこれもが、バラエティーみたいですね。

今回のはその痛恨の出来事といえる。
具体的な私見をここで述べるのは必要性を感じないのでしませんが

なんかこう、もっとうれしいニュース、聞けないもんすかね。。

外から見た日本は、まず、製品が先行し、
次に来るのは、変わったカルチャー。(オタク、マンガなど)
そこに、日本人を具体的に想起させる情報が欠落しているように見える。

訪れれば東にたしかに日本はあるけれど、
経済第2位の国であるけれど、
それらはすべて、世界経済の中の日本であり
本当の意味での世界では影が薄い。
それはここが、西欧社会の代表的な都市でもあるからだろうけど。

イギリスに居る僕は、例えば他のイギリスにいる日本人がイギリス人を
殺したり、なにか事件を起こしたとしても、
気の毒には思うが

日本人として、謝ることはしない。

もちろん、それに対して、相手側、つまりイギリス人側からみた
「日本人」に対しての印象は悪いものではあるだろうけど
(それも、もちろん、そういう捉え方をするイギリス人、もしくは他国籍者に限る)


日本の恥だ

日本人として

と過去の日本人の精神性を使って
今の日本人を捉え、批判することはもう(今は)難しいから。


悲観的ではなく、客観的に。
僕は大学の卒業論文でその手の研究、
つまり日本人と日本人の精神性の変容について
を提出していて、
僕の持論があるので、少しずれてるのかも知れないけど。。



そんな酔っぱらってるなら
まがりなりにも国の代表でもあるんだし、

大病煩ってとか
なんとでも言って欠席した方が外目はまだマシなのに。

なんかこういうトピックは僕のこのブログには適していないので
もう書かないと思います。


それにしても、ビックリしたー

アノ発言には、
友人の発言には。



一緒に居た友人【記事を見て】

「おお、麻生さんじゃん!!!」




あぁービックリしたー。笑




最後にそのニュースを英字幕付きでのせて締めくくり。


2009年2月16日月曜日

Daily Photos 〜V-Day , Birth day party〜


人生で一番縁と関心がない、祝い事

バレンタインデー。

週末は、バレンタインと友人の誕生日パーティーがあり
それに追われた2日間。



日本では男性から女性にチョコを贈る
というのが
はやり!!
となんとも奇妙なニュースをネットで多々目にしたけど

結局は
売り手側がチョコをがんばって買わすために
逆転の発想を使って
プロモーションしただけなんだろうな、
なんて思いつつ、

渡された女性は、どんなリアクションとるんだろう
と想像してみたり。

成功したんですか?

輸入文化をここまで変化させて
継続させてどうするんだろう。

ホワイトデーは?

文化が大衆から変わるのではなく
上から作り、塗り替えられるものは果たして浸透するもんなんでしょうか。

来年は、父から娘へ!
ですかね。

アホかって。

でも、みんながそれで楽しく過ごせる装置になるのは間違いないので
しっかり楽しんでしまいましたが。

今日は疲れているからか、あまり書いてて楽しめてないけど
でも
こんな報告でも時間が経てば
読み返すときが楽しいもんでしょうと
気持ちを切り替えて、

一気に写真で


誤摩化します!!笑


学校のみんなで、バレンタインパーティ。
普段は、クラスや時間帯が違くて
交流の持てない人たちとも
一緒くたになってのパーティ。

英語圏ではないモノ同士が
イギリスで、あまりうまくない英語を使いながら
話すというもんは、その行為と空間だけで
なんか親近感がわくもんなんですね。

世界にはいろんな国があり、
言語があるけど
イギリスはその中でも多民族国家であり
町中の国籍の数は、アメリカ同様
非常に色豊かだ。

その中で、本来ならすれ違いコトバをかわすことのないであろう人たちと
学校が一緒なだけで
一つの共通項となり
打ち解け合えるというのは
すごく当たり前のようだけど
不思議ですね。

日本では出身大学が同じもの同士が
会社などで仲間意識をもつというのは
聞いたことがあるし、実際に職場でもあった。

この「仲間意識」てなんなんだろう。
ある一人の人間が持つパーソナリティが多ければ多いほど
その人は、より多くのそれぞれのコミュニティーに属する人たちとの交流がはかれる。

その中で、次に求められるのは
そのコミュニケーションの場で求められているものを
見抜き、それを的確に表現する力。

社会では対人折衝能力といい、
平たく言えば、
打ち解けられる力。

旅というのは、非日常的な数でやってくる
出会いの連続の中で、空間を移動するものだともいえる。

お互いの限られた時間の中で、
気の合う奴だ!という直感がわいたら
旅人は、全開でそのひとと向き合う。

そのセッションがうまく行けば、
それはかけがえのない、旅友になるし
生涯にわたって友情が育めるかもしれない。

その可能性をに気づけずにいたくないし
気づいたとしても、形に残すことが出来なかったら意味がない。

だから、僕はいつも出会いは全力だ。

そして、楽しむ。

結果がどうであれ、
楽しむ。

それが出来なくなったら、僕の旅は旅である理由がなくなる。

だから僕はもっと、もっと、自分にもとめてしまう。

パーソナリティの幅は、
もちろん、自分の周りに居る人と、
環境に大きく左右されるけど

自分で増やすこともできる。
表現能力と、知識でまかなうことができるんじゃないかと思っているからだ。

目立つ人でなくていいから、
大切だ、大好きだと思った人の心に残るひと、

そういう人に、わたしはなりたい。
(恥ずかしいから宮沢賢治風に)


だから、この週末は、今までにないくらいの出会いがいっぺんにやってきた
特別な2日間で、正直疲れたけど、
楽しかった。






















土曜日の夜はフラットメイトのあきくんの誕生日。
もうひとりの、ゆうじくんと二人はもう2年近くロンドンに住んでるから
仲もよければ、日本人の友達も多い。


この日は、フラットに20人を超える人が祝いにやってきて
賑やかだった、賑やかすぎた。

こんなに日本人いるのね!て
びっくりした。

ロンドンに住んでる日本人は、
芸術、音楽、服をやっている人たちが
多く、歳もみんなほとんど同じで、
こんな規模で、似たもの同士が集う機会もそうそう日本でも持てないんじゃないかな。





さすがは、芸術家卵たち。
センスがよい贈り物。

あけたら、バレンタインもかねてチョコがぎっちり。









合同誕生日会の主役たちに入刀してもらう。



あきくんとゆーじ君。




僕もしっかり楽しんだけど、この日は
なるたけ裏方に回った。

みんなものすごい勢いでお酒飲んでるから危険な香りを察したからだ。


予感は的中し、
お酒の補充やらテーブルの整理に加えて、

便所の交渉人兼ヘルパーになった。

鍵かけてそのままねちゃうやつもいたりで、
おしっこしたいしたいとわめくやつもいて

そのために、僕は必死。
「ね、ほら、ちょっとでいいから出てみよう。
だから、ね、ほら鍵あけて、お願いだから。」

ゲロに加えてお漏らしの世話まではごめんだ。笑




異変をきたしているものがいないか周りに注意を配らす。

気分はもう、ライフセイバーだ。

一人、また一人と帰宅し、又、泊まる人たちをしっかり寝かしつけてから
僕も就寝、
次の日の日曜日は、
散らかった部屋の
掃き掃除、モップがけ。

忙しかったけど、
みんなほんとに気の合う人たちばかりで、
久しぶりに楽しい宴だった。

いやしかし、疲れた。

あきくん、お誕生日おめでとうございました。

明日から、切り替えてまた勉強がんばります。

そいじゃまた!
月曜は憂鬱だけど楽しんでいきましょ!

ういうい〜

2009年2月11日水曜日

Daily Photos 〜先週の雪から今日まで、ロンドン〜

ども。今日はたらたらな感じで書きます。

大雪で幕を上げた先週から1週間とちょっと。

その間に書きためた、思考ノートのまとめを
書き綴ろうと思うにも、十分な時間が用意できず
今日に至る。

フラットに移ってから、
学校に通い、
交友関係も増え、
生活のために必要な炊事や洗濯、掃除などなどを
こなしていると、1週間なんていう時間はあっとゆーまに
過ぎ去る。
幸い、僕のフラットにはテレビはないから
あ、この番組見てるってことはもう「1週間」たったんだな
といった感じに時間を受け取ることはなく、
スケジュールをたてたものを
見つめて、具体的な予定として組み立てるときに、
それが溢れだしてしまうかのような感じに、
1週間の時間の厚みをまるまる受け取る。

用は、多分、自分の用意したタスクに時間が十分に足りていない
ということなんだと、思っている。

それでも、今の僕には、暇の中から見つける目標よりも
それなりの忙しさの中で、こぼしながらも目標を設定し、
こなしていくくらいのほうが、日々にめりはりがあり心地よく感じる。

【日本で仕事や、研究してる友人らと比べると
アホみたいに暇なのはさておき。】


先週のハイライト

悲劇の休講の翌日、
降り続けた雪はやみ
陽の色がやさしく白とにじむ朝が始まる。

午前中はストレッチ、シャワーを浴びて、
朝食を作るのが日課。
ありがたいことに、みそも醤油も米も、その他調味料も揃っているので
基本的に朝食もご飯炊いたりしっかりとした料理を作ることが多い。

そのあと、学校に行き、夕方まで授業を受ける。

真っすぐかえることもあれば、友人とセンターでお茶したり
買い物したり(見るだけ)。

夜フラットに帰り、まず取りかかるのが夕飯作りで、
ビール片手につまみながら、気分転換で
のんびり料理。

他の同居人は、自分で作ったり、油ものしたり、
じっくりコトコト煮込んだ系を作ったりするが
僕は基本的に、朝も夜も、料理は好きだがそこまで時間は
さきたくないし、めんどくさく感じちゃうので、それにあやかることもありますが、
自分で作るときは基本的に
洗い物も少なく簡単なもの(かつ、おいしい)を作るように心がけている。

夕食をとり終わるのがだいたい9時過ぎで、そのあとは
宿題したり、ネットで情報収集したり、
みんなでだらだらしたり。



奥に見えるオブジェは、雪が降り積もって外に出るのが億劫だったときに
始めたロウソクアート。

かれこれ15本は使ったと思われる龍の制作も
雪がやみ、他で忙しくなると、自ずと作業が遠のいてきた。

完成させて帰国するのかな。。。
なにもない夜はそのまま就寝。
この写真みたいに、友達招いて夕飯食べることも有れば、
外に出かけることも多い。

この日は、日本食をもてなした。
4時間近くかけて用意した、
ちらし寿司、巻き寿司、にぎり寿司、ふろふき大根、茶碗蒸し、
お好み焼きは、どれも好評で、みんな気持ちよく平らげてくれた。

でも、前に日本でアメリカ人の知人に茶碗蒸しをごちそうしたときと
同じで、どうにも、アレだけはリアクションが悪く、
1口で「ごめんなさい」だった笑

なんなんだろう。
見た目はあったかいプリンみたいだからか、
口に含んだときのギャップが大きいのかな。

ちなみに、そういうとき彼らは「まずい!」とは言わずに
「(味が)インタレスティングinteresting」
と表現することが多いです。
その言葉を聞いたら、間違っても喜んで、
もっともっと!
と薦めないように気をつけましょう。
ギヴアップの優しい言い回しです。





朝ご飯。
最近の定番となりつつある、ご飯、みそ汁、温野菜!
野菜切って、鍋で蒸すだけだから簡単、しかもうまいときたもんで。

蒸気に使うお湯を入れるときに、一緒にみりんと料理酒を入れるのがミソです。
豚バラを上に乗っけるのもジューシーになってよく、中には、タマネギやらネギをいれてキャベツで覆います。

。。

かいてて思う。

俺のブログ、

こんな趣旨でやってないのにって。笑

栗原はるみじゃないんだし(料理研究家)


でも、手元にある1週間の写真がこれっぽっちしかないから
仕方ないんだ、もう後戻りできない。

でも、付け足して言わせてください。
僕のブログは、旅ブログです。

−−−−−−−−−


先週は、1週間トモの友達がいっぺんに二人来たので、
リビングで寝る日が続いた。
人口密度は増して賑やかだった。
ただ、みんな寝るまで寝れないし
朝早い人と目覚めなければならず、
加えて朝は氷点下にちかいリビングルームは後半しんどかった。

布団も貸してるので、薄っぺらい毛布にくるまって一人サバイバル。

愚痴じゃないですよ!笑
記録です、記録。




以上のような生活臭たっぷりさせながら
僕は3月中頃までロンドン居ます。

一日中、マンガ読んだり、youtubeで日本のバラエティー見たり、
働かず、日に12時間以上寝ているフラットメイトもいて、、

愚痴じゃないですよ!!!笑

T君はマイペースなんです笑

こんな気ままな空間がすごく居心地よく感じるもんなんです。



そうそう、僕の旅のテーマでもある
人との出会い、「縁」を久しぶりに感じさせるアツい再会がありました。

学校に行って、クラスメイトと友達になる形の「出会い」
ではなく、
なにか、こう、会うべき人と出会うべく「時」に出会えたというか、
少なくとも今の僕の環境には乏しい
刺激をもった人間との再会。


白○くん。

彼との出会いは、高校時代にさかのぼるが
一緒だったのは1年のときだけで
そのあとは、お互い別々の道へ。

大学は学部も違ったし
キャンパスでは一度も会わなかった。

だから言ってしまえば、
まともに二人で酒を酌み交わすのは初めて。

それが日本の裏側で8年ぶり(?)の再会!

ぎこちない会話や、無駄に思い出話にひたることもなく
ただひたすらにお互いが歩んできた道とその展望について
語り合う。
彼は早稲田の建築の院生で現在、スペインで建築の研究をしているそうです。
前回僕が批判した、市庁舎の作りや、
ロンドンの建物の、デザインの方向性をわかりやすく解説してくれたりと
非常に勉強になった。

また彼は「建築」という視点で世界をとらえるも
この日の一番熱が入った、僕らの世代の未来についての
ビジョンは多々重なるところがあった。

それは、この時代に生まれた、日本人としての生のあり方、世界との関わり方
そのための、アプローチなどなど。
右でもなければ、愛国心をとくつもりもない。
そもそも僕は、「個人」として世界を見ているので
「日本人として」という生き方は志さない。
でも結果として、そこに行き着くのは間違いじゃないし、嫌いじゃない。

やっぱり、内にいようが外にいようが
「日本人」という枠は外れない訳で。

外に居るもの同士が、抱く世界からみた日本
求められるであろうものを共有できたのがすごくうれしかった。

キーワードは、教育とコトバ。

もう書き疲れ、夜遅いので寝ます。
推敲せずの駄文、今回も最後まで読んでくれてありがとうございました。
(たまにはお礼言っておくゼ!ホントこんなしょーないブログ気にしてくれて
心の底からありがとう!)


また適当にアップさせてもらうんで暖かく見守ってください!

でわでわ〜