帰国から1週間がたった。
すぐに更新できなくてごめんなさい。
僕、日本に帰ってきました。
頭の中で。
昨日の続きはまだロンドンで、
明日の始まりもロンドンだったり。
隣のドアをあければ、
見えるはずの笑顔は今はもう別の人。
それでも僕は帰って来た。
物理的に、僕の肉体は今、此処に在る。
平行世界の時空の狭間に落とされていた僕は
そんな当たり前の変化を、ようやく実感できてきた。
心の時差ぼけとでもいうのかな。
僕の魂は一週間遅れで日本にやっと帰って来たみたい。
日本について真っ先に向かった先は、渋谷。
誰と再会して、何食って、とかそういう用意は全くしてこなかった僕だけど、
旅の終わらせ方は、気づいたら固まってた。
ブログのトップにある渋谷の写真は僕の旅の第一号。
始まりの象徴であるその風景を
もう一度、
一年ぶりにゆっくり身を置き
写真を撮りたかった、同じ場所で。
スタバからスクランブル交差点を見下ろす。
一人一人の動きを俯瞰してみると
だんだんとそれが、ひとつの細胞の集合体のように見えてくる。
一人でいる人が原子、複数でいる人が分子だと喩えるなら
それはまるで一つの生命体のようで
なにもかもが「過密」の変わらないこの空間は
懐かしさを感じるものの、何処か以前とは違う居心地を感じた。
スコールのような垂れ流しの広告
巣穴から姿を現すアリのように駅から溢れ出す人。
僕は完全に傍観者にさせられた
こんな感覚も数日たてば、だんだんと消え失せて、
新しい環境に適応してしまう、淡いものだと分かっていたから
戸惑いもせず、素直に。
最後の旅人としての時間を楽しんだ。
最後の出会い。
東京は忙しい街だな、
といいながらも
楽しそうに写真ばしばし撮ってたオッサン。
グッドラックで別れたあと
小一時間ばかりそこにとどまり、写真を撮った。
この雑多なかんじが、他にはない東京の魅力なんだろうな、
そんな事考えて、最後に自分の写真を撮ってもらった。
日本人は目の前にたくさんいるから、一人に一言
「すみません、写真とってもらってもいいですか?」
と、簡単に。
でも
その一言がどうにも言えずに
数分。
結局
隣にいた、韓国人に撮ってもらった。
僕の340日の旅はひとまず、此処で一つの節目を迎える。
まずは、懐かしい友人、旅友と再会を果たして行きながら、
職を探さねば笑
陸路の迷い方は
趣旨や更新頻度は変わるやもしれませんが
今後も続けて行こうと思っています。
始まりと終わりのこの場所で、僕は密かに次の旅の幕を上げた。
一年間、ありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします。
ただいま日本。
1 件のコメント:
生きてる??思い出して探したらまだあったから!
もしこのブログ見返すことあったら連絡ちょうだい!
インスタ載せとく!
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