2008年12月23日火曜日

12月22日 ブックレビュー

ども。
今日は、アレです。
ロンドンの観光報告でもなく
ロンドンでの僕の日常報告でもなく
ロンドンきてから読んだ本を、忘れないための記録を兼ねて紹介しとこうかと。
右上から時計回りに
1、中原中也詩集/大岡昇平編 
2、悲劇の誕生/ニーチェ(著) 秋山英夫(訳)
3、差異と反復(上)G・ドゥールズ(著) 財津理(訳)
4、猫の建築家/森博嗣(作) 佐久間真人(画)
5、動物化するポストモダン 東 浩紀(著)
6、猫のゆりかご/カート・ヴォガネット・ジュニア(著) 伊藤典夫(訳)
7、家でのすすめ/寺山修司
8、ゲバラ世界を語る/チェ・ゲバラ 甲斐美都里(訳)
まま、ざっとこんなもんです。
好みがあって選んだというよりは、ほかの人の持ってる本を
好きな作家だったり、興味があるのを手当たりしだい借りて読んだだけです。
んで、ついでにここまで書いたので、
そのうちの一冊について僕が読みながら考察したことを
記させていただきます。
「別におまえがなに考えたかなんか興味ないよ」
なんていわずに、読んでくださいね。
今回紹介するのはコレ↓
8、ゲバラ世界を語る/チェ・ゲバラ 甲斐美都里(訳)
チェが世界を語るなら
僕がチェを語ろうかと。
この本はゲバラの演説・論文・インタビューから厳選した名言集みたいなもんで
彼の世界変革への熱い意思と革命的ヒューマニズム精神が
理想社会をときつつも、経済、教育など社会的基盤の整備を重視する現実的な思想書でもあります。

「おいおい、もうなに言ってるかよくわかんねーよ」
「チェってフルーチェの省略系かなんか?」というかたもいらっしゃるかもしれませんが
最後まで読んでください。
馬鹿でもわかるように馬鹿なりに
考察してみたいと思います。
かっこよくいえば、「たつや、チェを斬る!」といった感じにね。
~僕が考えたこと~
P92
「第二、第三のベトナムを」
この小論文をズバッと!斬新な切り口でせめてみます。

P93注釈
其処には、こう、書かれている。
#5 ホセ・マルティ
「ホセ・フリアン・マルティ・ペレス(一八五三-一九八五)。キューバの文学者、革命家。
一九世紀後半のキューバ独立運動に参加し、投獄、流刑、追放、亡命の人生を送り、戦場で銃弾に倒れる。 」

すごいよね、僕、この人のことぜんぜん知らなかったけど、ほんとすごいと
おもったんだお。
はらんばんしょうの人生を想像してみんだお。



次の拡大写真を良くみてほしい。
そこには、こう、書かれている。
ホセさんの生涯年数をご覧ください。
(一八五三-一九八五)
一見、漢数字だから見落としてしまいそうだが、引き算をしてみた。
1985マイナス1853
・・・
10秒後。
うーんっと、、あ!わかった!
=132歳
正解っ!!!

「おおお!すげえ!すげえじゃんこの革命家!むっちゃ長寿!」
132歳てすごいよね。
ギネスブゥクにものってる人なのかな?
どんな人だったんだろう。僕は気になって彼の人生を想像してみた。
みんなも、もう一度振り返ってみよう。
「キューバ独立運動に参加し、
【僕の心:革命家だもんな】
、投獄
【革命家だもんな】、
、流刑
【政府にたてついたのかな】
、追放
【国を追われた男か。かっこいいね】、
亡命の人生を送り、
【このときに執筆活動したのかな】、
そして
「戦場で銃弾に倒れる。」
!!??
僕は憤りを感じた。
怒りさえ覚えた。
体にむちうって戦場に出ている
こんな御老体のおじいちゃまを
「銃で撃つ」
人間がいたことに対して。
僕ならきっと、一歩一歩ゆっくりと銃創を抱えながら
歩いてる彼の姿を見たら、
それこそ、感服し、銃を捨てるだろう。
そして、なきながら、彼に歩み寄り、敬礼をするんだ。
もう、やめよう、こんなくだらない争いごとは!ぼくたちが間違っていたんだ!
「NO MORE WAR!!」
と戦場で叫ぶんだ!
。。。
そんなこと考えて、僕はこの本を読み終えた。
気づきたくなかった、認めたくなかった。
でもそれはただの
「誤字でした」
数日後、インターネットで彼を検索。
1885年にお亡くなりになられたそうです。
正直ものが馬鹿を見る。
そう、俺が一番馬鹿だ。
ちなみに、、ほんとに世界で一番の長寿は彼女。↓
泉 重千代翁 年譜鹿児島県生まれ。120歳と237日生きた。
だそうです。
すごいね。
もうないいいたいかわからなくなっちゃいました。
暇だよね、俺も。
でも書いてて楽しかったス。
最近ロンドンにイギリス人の友達が出来ました。
旅人同士はおおいけど、地元の人となると
移動をしてる旅では中々得ずらいもの。
だから、とてもこの出会いに感謝しています。
今日はこれから食事に招待されたので、お邪魔してきます!

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